【　予　防　診　療　】 

忙しい毎日、ワンちゃんネコちゃんが健康だとついつい病院へ行くことが後回しになっていませんか？

必要な予防をしっかりと行って病気を未然に防ぐ事が大切です。また定期的に獣医師の診察を受けることにより病気の早期発見・早期治療につながります。

フィラリア予防

フィラリア症は蚊が媒介する犬糸状虫が心臓や肺動脈に寄生する寄生虫疾患ですが、その寄生部位から重要な循環器疾患にもなります。軽度の場合は症状がでないこともありますが、重度の場合は死にいたることもある怖い病気です。予防時期としては５月～12月が中心で、一ヵ月に一度予防薬を投与します。（おやつタイプ・錠剤・スポットタイプ。なお、注射薬は取り扱っておりません。）

ノミ・ダニ予防

寄生されると皮膚炎をおこすだけでなく、それぞれ様々な感染症を媒介します。

ノミ・ダニともに気温が高くなると活動的になりますが、ノミは室内（約13℃以上）であれば冬でも活動しているため通年予防をおすすめしています。

こちらも一ヵ月に一度の予防薬投与になります。（おやつタイプ・スポットタイプ）

狂犬病ワクチン

日本では年に一度の狂犬病予防注射が法律で義務付けられています。はじめての場合はお住まいの市区町村への登録が必要となり、注射代に加え登録料がかかります。その後は年に一回接種して済票を受けます。毎年4月から6月に接種することが推奨されていますが、それ以外の時期でも接種できます。

また、様々な疾患により接種できる状態ではないと判断された場合には、猶予証明書を市区町村へ届け出なくてはなりません。なお、証明書の発行は当院でできますのでご相談ください。

混合ワクチン

こちらは任意で接種するワクチンですが、命にかかわる伝染性疾患の予防になります。ウイルスによる病気の感染は治療が困難であることから予防をおすすめしております。 

当院では犬（６・８種）猫（３・5種）を取り揃えておりますが、どれを接種するかお悩みの場合はそれぞれのワンちゃんネコちゃんの年齢や環境、ライフスタイルによりますのでご相談いただければと思います。

【　一　般　診　療　】

♦　皮膚や耳をかゆがる

♦　下痢をしている・便がゆるい

♦　終末期在宅医療（輸液など）のお手伝い

　　など、一般診療のみの往診も行っております。

ただし、嘔吐を繰り返す、異物を食べてしまった、尿が全く出ていない、呼吸が苦しそう、意識がない又は朦朧としている、歯茎の色が白くなっている（重度の貧血）、ご飯をずっと食べない……などは緊急の処置や入院が必要な場合が多いです。

このような症状が出ている時は、必ずかかりつけあるいはお近くの動物病院を受診してください。